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遠くのトンビ
受話器の向こうであなたのあせり声 後ろで聞こえる誰かの声が 遠距離だからわかってた この日が来るとわかってた 鼻の下伸ばして私の好きな あっち向いてホイを誰としてるの 憑りついてやりたい 頑張れ姉ちゃん アアンアンアン アアンアンアン アアンアンアンアアンアン おキツネ おタヌキ おヘビの神様 よろしくね
思い起こすの一昨年の冬を 故郷(ここ)を捨てるとあなたの華奢な背中 言っても無駄とは思ってた だけど涙は出なかった あなたの歌うお経のような サザンの歌が頭の中でグルグル離れない べいびぃ 乗ってるかい 乗れるわけないでしょ アアンアンアン アアンアンアン アアンアンアンアアンアン お願い 私の 毛穴のすべてから 出て行って